2020年にForget Publishingより刊行した詩人 辺口芳典の詩集。
-編集者:庄野祐輔より-
詩人、辺口芳典はこれまで大阪を拠点に、詩をはじめとした言葉を用いた作品の数々、写真やコラージュ、場所の運営など、縦横無尽ながらも地に根ざした活動で評価を集めてきました。そんな彼の原点であり、活動の中心である、詩の新作を編んだ詩集が完成しました。アメリカ シアトルのChin Music Pressから2014年に刊行された『Lizard Telepathy Fox Telepathy』から実に、6年ぶりとなる詩集です。
この作品集には、彼の紡ぎだしてきた、力強く、生命力に満ちあふれた言葉が掲載されています。その言葉は、ときに優しく、ときに鮮烈に響きます。世界の確かな手触りや温もりを伝える、その特異な日本語の尽きない可能性の結実であるこの書籍を、一人でも多くの方々に手に取って頂ければ幸いです。
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タイトル:水の家
出版社:Forget Publishing
刊行年:2020年
サイズ:18.2×12.8cm
ページ:80p
言語:日本語
仕様:新刊、ソフトカバー
title:水の家
publisher:Forget Publishing
publication Date:2020
size:18.2×12.8cm
pages:80p
language:Japanese
condition:New, Softcover
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辺口芳典 / Yoshinori Henguchi
1973 大阪生まれ
2000 文芸誌「Wasteland」で詩人デビュー
2011 ドイツ・デュッセルドルフのゲスト・アーティストに選出され「media artist」を発表
2014 アメリカ・シアトルから日英バイリンガルの詩集「Lizard Telepathy Fox Telepathy」
2018 edition.nordから出版された「mean」がブルノ国際グラフィック・ビエンナーレに入選
2020 詩集「水の家」
2022 芝田一絵と共にデュッセル、ケルン、フランクフルトにて演劇「Shibataie」ツアー