¥13,200
世界でも希少なカラーコロタイプ印刷技術を有する、京都「便利堂」が制作した川内倫子のポートフォリオセットです。1997年に第9回ひとつぼ展写真部門グランプリ(現1_WALL)を受賞した川内倫子は、翌1998年にガーディアン・ガーデン(東京)で個展「うたたね」を開催、同時期に撮りためたそれらの作品は、同じタイトルである初写真集『うたたね』(2001年)の前身となるシリーズですが、多くは写真集には未収録となっています。今回のポートフォリオでは、1998年の展覧会「うたたね」から、写真集未発表の6点の写真を収録しており、川内の出発点でありながら、すでにこれから世に羽ばたく独自の作品世界の礎が垣間見れます。
【商品情報】
川内倫子《Early Works 1997》
発売日:2021年
製品仕様:スリーブケース/コロタイププリント6点/254×203mm/カラー
印刷方法:玻璃版(コロタイプ多色刷)
※この商品にはフレームはついておりませんが、オススメなのはシンプルな白の木製フレーム。当サイトではコロタイプ・ポートフォリオに合うアルミ製と天然木のフレームを販売しております。飾る場所に合わせてぜひとも組み合わせてみてくださいね。
【便利堂】
1887年設立。19世紀中頃にフランスで開発された印刷技術「コロタイプ」を始めとする美術印刷を専門的に手掛け、現在では世界で唯一カラーコロタイプの技術を有しています。設立当初から京都を拠点とし、国宝や文化遺産の 保護や美術作品の制作を手掛けながら、近年は国内外のアーティストとの共同制作も積極的に行っています。
【コロタイプとは】
1855年にフランスで生まれた印刷技術。美しいガラスの板を原板に使用することから、日本では玻璃版とも呼ばれていました。網点がない連続階調が特徴のひとつで、色彩の微妙なニュアンスやラインの繊細さが原本同様に再現されます。また、インクの耐久性が極めて高く、永久保存に適しているのも特徴です。